2012年1月31日火曜日

新『川口市』誕生記念事業 リレー・トーク

平成24年1月28日(土)、『川口市』誕生記念事業 リレー・トーク>『文化資源を生かしたまちづくり』(主催 川口市・埼玉県立近代美術館)に参加してきました。

   
駅を挟んで、反対側の建物のキュポ・ラ6階では、川口市・鳩ケ谷市合併記念『日光御成道展』を開催しており、またリリアの2階では『拉致問題を考える会』に600名ほどの参加者があったようです。

駅前の両施設は関係者で賑わう中、リレー・トークも定員を上回る260名ほどが参加されていました。


リレー・トークのパネラーは主に建築関係の方で、直前に歴史系景観の街歩きツアーを開催していたようです。川口市にも歴史的に重要な建造物があり、その景観を守ることの大切さと、他の市町村にはない文化推進室の意義を説明されていました。建築、文化財からまちづくりの構図に至るまでその内容は多岐にわたっており、非常に面白いものでした。


パネリスト並びに演題の紹介は次の通りでした。    
     
(1)
伊豆井秀一氏(埼玉県立近代美術館学芸員)は、文化芸術や建築史の視点から『記憶のよすが』について。本町一丁目から鳩ケ谷にある歴史的建造物をスライドを元に紹介。よすがとは縁、因の漢字をあてますが、心のよりどころと考えて紐解いていくと様々な発見があるようです。

  
     
(2)
山中知彦氏(都市デザイン・新潟県立大学教授 )は、『日光御成道・旧川口宿と鳩ケ谷宿の文化的側面』について、古地図を元に川口宿と鳩ケ谷宿の歴史的な変遷について紹介しました。ちなみに、新井宿は、助郷(すけごう)としての役割だったそうです。
     
(3)
原田敬美氏(建築・都市政策研究所所長)は、『文化・芸術のまちづくり・港区の経験』と題し、六本木を中心とした港区のまちづくりについてのお話。
(4)
清水寛二氏(芸能・能楽師)は、建造物は有形であるが、無形の引き継ぎもあるのではないか?というテーマで『育つ芸・生まれる芸』 についてお話しされました。今回は特別に、謡の実演もありました。
     
(5)
川口市長の岡村幸四郎氏は『文化が生まれ育つ、活きのいい街をめざして』 と題し、無形の引き継ぎの重要性、市の文化施策、赤山陣屋跡の活用法などについてのお話しをされました。また、77haある赤山陣屋跡を『市民の森』として再現したいということや、伊奈氏の歴史的な謎や解明についての調査・研究も面白いのでは、という事を話していました。

(6)
岩崎敬氏(環境デザイン・東京大学先端科学技術研究センター客員研究員)は、『人が動く、芸が育つ、街が活きる』について以下のような観点でトークが展開されました。
     
        

それぞれ専門的な視点からトークが展開されたので内容も濃く、謡の実演あり、具体的なスライドありで、あっという間の2時間でした。
またこういった機会を有効に活用し、新井宿にも活かしていきたいと思います。
       

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