2012年8月20日月曜日

「赤山渋(柿渋)」を復元しよう! ~柿もぎり~

川口市赤山に「赤山渋」という柿渋があったのを、皆さんご存知ですか?


柿渋というのは、板の塗料、渋うちわ、雨よけ傘、包装紙などに塗られており、時間が経つほど赤褐色をおび渋みのある色になります。補強材に加え、防腐剤としての効果も高いため、酒蔵では樽や布などあらゆるものに、柿渋が欠かせなかったと言われています。




江戸時代には高値で取引された「赤山渋」。今でこそ、その職人はいなくなってしまいましたが、緑豊かなこの地域には、今もたくさんの「柿」が数百年の歴史を越えて残っています。




そうであれば、「赤山渋を復元しよう!」と始まったこのプロジェクト。
新井宿まちづくり協議会では、地元の皆さんの協力を得ながら、昔ながらの手法でそれらのを再現してみようと思います。


先ず、柿をもぎる作業。竹の根元を斧で裂いて、「ツッパサミ」という道具をつくります。


これでねじって柿を採ります。落下させず、うまく巻き採るのが上手い採り方。



今回は、数種類の柿の実を絞って、その違いも探ってみようと思います。
先ず、Iさんのお宅で代々受け継がれているという柿の木から実を採ります。


樹齢200年以上というとても高い木だったので、ツッパサミも大活躍です。


この木は「しぶ柿」という種類で、渋みの強い柿だそうです。長丸の形をしています。


そしてもうひとつ、「まめ柿」といわれる柿の実を採取。


コロコロとしていて、こんなにかわいらしい柿なのです。珍しいですね。



そして次は、Sさんのお宅へ。ここでは「玉柿」と、「つるっこ」という種類の柿を採りました。



玉柿は、手のひらサイズで丸い形が特徴です。

柿渋づくりは、真夏(盆明け)に青い実を採って絞るというの通常だそうなので、今回はその実例に基づいて行います。


半日かけて、4種類の柿の実を採ることができました。


そして、明日は「モロミづくり」を行います。




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