2012年11月24日土曜日

宝永噴火と伊奈忠順を巡る旅バスツアー行ってきました

 去る11月17日(土)、AGC「関東郡代伊奈氏の200年」研究シリーズの記念イベント「富士山大噴火(宝永噴火)と伊奈忠順を巡る旅」バスツアーを実施しました。

300年前の実話と伝説の舞台を巡る旅は、丁寧に組まれた工程により、災害の大きさ、被災地の苦悩、伊奈半左衛門忠順の伝説に触れられた意義あるものになりました。激しく冷たい雨は残念でしたが、皆さん忍耐強く、最後まで熱心に見学されていただきましたこと、誠にありがたく、主催者として厚く御礼申し上げます。

以下、当日の様子をご報告させていただきます。


11月17日7時 曇り

新井宿駅ロータリーにバスが到着すると参加者と思しき人たちが続々と集まってきました。1名体調不良で欠席者がいましたが、それ以外は全員出発時間に間に合いました。定刻の7時半には出発しましたが、首都高で渋滞にはまってしまい約30分遅れで海老名サービスエリアに到着。トイレ休憩をしました。

*画像をクリックして拡大できます

 海老名SAで参加者の戻りを待つスタッフ。なかなか戻ってこないので心配していたら同じ新井宿まちづくりのメンバーでした。名物のカレーパンに並んでいたとのこと。まったくもう!
 
 
 海老名を出たあたりからフロントガラスに雨がぽつぽつと、「来たか!」本日の降水確率90%。雨が降るのは分かっていたので、せめて小雨であってくれ、との願いもむなしく、現地に近づくにつれ、たたきつけるような雨に、、。
 御殿場インターチェンジを下りて富士スカイラインを登っていく。最初の目的地水ヶ塚公園は宝永噴火口一望するために選ばれたので、もはや行く意味はない。でも、もう引き返せない。などど逡巡しているうちに水ヶ塚公園に着く。
 
しかし。
 
バスから出ることすらはばかれる状況。寒い!
 
 
 横殴りの雨!冷たい!バスから出るなりびしょびしょになる。みなさんどうしていたかというと、、。
 
 

売店に避難。他にすることがない。
 

 
もう切り上げるしかない。ほうほうのていでバスに乗り込むと次の目的地に向かう。
 
 次の目的地は樹空の森富士ビジターセンター。ここでは富士山の噴火の歴史や、自然を、巨大スクリーンや6メートルの巨大ジオラマで展示。屋内施設なのでほっと一息。
 
 
樹空の森に到着。動物の着ぐるみたちがお出迎え
 
 
6mのジオラマに投影される富士山の四季。う~ん凄い!奥は巨大スクリーン。富士山の噴火史の映写を全員で鑑賞する
 


他にもいろいろな展示物が。もちろん宝永噴火の展示もあり、勉強になる
 
 
樹空の森のビジターセンター
 
 この樹空の森は、ビジターセンターの展示はもとより、屋外施設が充実していて、とても綺麗なところです。雨でみなさんにお見せできなかったのが残念です。
 
 
 
 
樹空の森を後にして昼食場所の道の駅すばしりに向かう
 
これは下見に行った時の写真。新しくてきれい。
 
12:30道の駅すばしりに到着。もう腹が減って腹が減って。一行は足早に2階の昼食会場に向かう。
 
 
昼食会場。すでに用意してくれていて、皆さんモリモリ食べる
 
 
炊き込みご飯、煮物、鍋焼きうどん、冷え切った体に染み渡る
 
1階はお土産コーナー。2階には足湯もありますがこの雨では無理でした
 
体も暖まり、腹もふくれたところでいよいよ旅の佳境、富士浅間神社に向かう。富士浅間神社はもとより、この須走地区は300年前には3メートルの焼砂に覆われて壊滅した土地です。バスの中からでもあちこち黒いスコリヤがむき出しになっているのが見えました。
 
13:40富士浅間神社に到着。1200年の歴史ある古社で貞観6年(864年)の噴火を鎮めるために祭事を行ったのが起源。

1707年の宝永噴火で降砂に埋没。掘り起こして再建したという
 
杉の巨木が立ち並び、銀杏、紅葉の紅葉が拝殿に映える
 
 一行は社務所に併設の資料館を見学させてもらう。なんと無料!これだけの資料、展示物にもかかわらず無料で開放しているのはすばらしい。充実の展示に興味津々の参加者たち
 
特別に若い宮司さんが神社の由来、須走の歴史を解説してくれる。伊奈代官の復興の取り組みも展示されていて、忠順、忠逵の当地での関わりの一端を知ることができる。浅間神社の皆さん。ご配慮ありがとうございました。

鳥居と奥に見えるのは楼門。う~ん天気が良ければなぁ
 
 浅間神社を後にして、いよいよ最終目的地の伊奈神社に向かう。伊奈神社は北駿復活の父『伊奈半左衛門』その人の遺徳を偲び、慶応3年(1867)有志小祠を建立、明治11年(1878)吉久保水神社と須走立山中腹上真地に小祠を建立、明治40年(1907)須走字西ノ沢王子ケ池に伊奈神社を建立しました。
 昭和32年(1979)10月現在地に移祭し、春と秋に大祭が行われています。
 
 
14:40伊奈神社に到着。雨がますます激しく降り付ける。服に染みてくる冷たい雨に、いつしか観光気分も消え、300年前の壮絶な復興の戦いに思いを馳せる。
 
火山砂(スコリヤ)を踏みしめ、粛々と伊奈半左衛門忠順公の銅像を詣でる
 
雨に打たれる忠順象。厳粛な気持ちになる。この人は遠くこの地の復興に懸けて命数を使い果たす。これは実話なのです。

御殿場市高根支所の方が、この雨の中大変だろうと社務所を開放して一同を待っていてくれた。お気遣いが心にしみる。

宝永噴火の被害と伊奈半左衛門忠順の伝説をわかりやすく解説してくれる。真剣に聞き入る。伊奈神社の氏子は3500名もいて、今でもその頌徳の念は変わらないという。

伊奈神社を後にし、帰路に着く。最後に道の駅ふじおやまに立ち寄る。

最後まで容赦ない雨、本来ならばこのすぐ近くにある伊奈忠順の遺徳千秋の碑がある水神社に寄るはずでしたが、残念ながら断念する

帰路のバス内。さすがに皆さんぐったり

帰りのバスの中、皆さんから感想をお聞きしました。この激しく冷たい雨の中の強行軍。さぞやご不満があろうかと思っていたら、一様に感激した様子。これには主催者として驚きました。また、参加した方々の熱き思いに感動しました。もともと観光旅行でもない。プロが企画したわけでもない。それでも知られざる郷土の歴史を知ってほしいという一念でやりましたが、これだけの人たちが集まり、この悪天候にもかかわらず文句ひとつ言わず、熱心に研鑽していただいたことは快挙であると自負いたします。ご参加の皆さんに厚く御礼申し上げます。

「関東郡代伊奈氏の200年」バスツアーは来年も行う予定です。目的地は水戸を想定しています。次回も全力で取り組んで参る所存ですのでよろしくお願いします。

でも、でもでも。もう一回富士に行きたいなぁ。皆さん連れて。今度こそ快晴にそびえる富士を見ながら。

以上、記念すべき第1回バスツアーの報告でした。


せめてもの富士山。西新井宿金子クリニックの前あたりより

宝永噴火と伊奈忠順については詳しくは本編↓をご覧ください。

「没後300年 宝永噴火と伊奈半左衛門忠順」
http://araijuku2011.jp/inasi01/
 
 



 

 
 
 

 



 
 
 
 

2012年11月2日金曜日

新井宿フェスタ2012報告 〈地元産の新鮮野菜や花の販売〉

 
新井宿フェスタ「地元産の新鮮野菜や花の販売」の様子です。新井宿駅前の道路沿いにたくさんのテントが並びました。
 
 
 
地元を大切に想いながら地域に根差したイベントのため、多くの方が応援に駆け付けてくれました。挨拶をしているのは川口市長(岡村幸四郎氏)です。
 
 
 
そして、福島からも野菜やお肉などが届き、安全・安心を訴えながら元気に販売しました。
 
 
 
 
テントの中では、それぞれが販売や実演を行っています!
 
 
 
 
消防団車庫では「地元特産を使った料理教室」を開催し、約20名の方にご参加いただきました。主には、地元特産品を使ったレシピをお教えしましたが、手作り感満載だったのでとても喜んでいただけました。また、参加者同士も打ち解けすっかりサロンのような「場」になっていました。
 
「食」が人と人を結んでいくことを、改めて感じさせてくれた「料理教室」。
参加いただいた皆さま、ありがとうございました!
 

2012年11月1日木曜日

新井宿フェスタ2012報告 〈農産物収穫体験バスツアー〉


新井宿フェスタの様子をご紹介します。
まず、近隣の4つの畑で行った「農産物収穫体験バスツアー」。


当日は本降りの雨だったこともあり、一部予定を変更しましたが多くの方にご参加いただき充実した体験ツアーとなりました。
 

これは山岡さんちの畑の「大根」です。
 
 
実も葉も立派な大根なので、袋に葉っぱが入らず仕方なく切って入れました。
 
 
 
 
赤山陣屋の会の落花生は葉っぱが多く、袋に入れるのが大変でした。
また、見た目に比して豆自体は見劣りしますが、その分おいしいのです!
また、オリジナルのレシピもいただきました。
 
 
 
 
陣屋カフェでは、シートで屋根を設置してくださったお陰で、雨に濡れずにコーヒー、スープを楽しむことができました。体が温まりホッとひと息。ピザはやはり美味しい!こちらも大人気でした。
 
 
 


Aコースは最初の伊藤さんちのヤツガシラが不作だったので予定を変更して、畑見学に変更しました。解説は伊藤さんちの関係者がしてくださいました。
 
 
 
 
伊藤さんちの前のバス乗り場では、小菊の販売もしました。
そして石井さんちでは「ネギ堀り」体験とヤツガシラの販売をしました。
 



雨も強く降っていたのですが参加者から「体験したい!」という声もあったので、自分で抜くことにチャレンジする人も。石井さんも、ずぶぬれになりながら収穫指導に専念してくれました。



もちろん、あらかじめ掘ったネギといも類を袋詰めして準備していてくれました。優しい心遣いに感謝です。

参加者の中には、昨年も来たというリピーターの方もいらっしゃいました。この体験を通して、野菜の成長過程を目の当たりにしながら土に触れていただくことで、野菜や農業への興味を深めていただけたらと思っています。そして、より美味しく味わっていただけたら嬉しいです。