2013年2月28日木曜日

NHK歴史秘話ヒストリアで伊奈忠順が

 
ビッグニュースです!

NHK総合「歴史秘話ヒストリア」3月6日22時放送分にて

江戸の復興代官 奇跡の4年
~巨大地震、富士山噴火からの再生~

と題して

伊奈半左衛門忠順の物語を放送することになりました!

NHK歴史秘話ヒストリア





このブログを丹念に見ていただいている方はご存知でしょうが、昨年、関東郡代伊奈氏の200年の研究会をスタートして、まず取っ掛かりとして伊奈家7代目、関東郡代としては5代目の伊奈半左衛門忠順(ただのぶ)の没後300年を記念して、静岡県駿東郡御厨地方に行って事跡を調査し、11月17日に大型バスを借り切って「宝永噴火と伊奈忠順を巡る」バスツアーを実施しました。
そして、その研究成果として小冊子を作成しました。

*第一回御厨調査団ブログ
http://araijyuku.blogspot.jp/2012/07/blog-post_03.html

*バスツアー
http://araijyuku.blogspot.jp/2012/11/blog-post.html

*宝永噴火と伊奈忠順のページ
http://araijuku2011.jp/inasi01/
クリックしてね!

先日、まちづくりのメンバーと小冊子を100部製本(手作業)の作業を終えたばかり。いやー、これで一区切り。素人の集まりがよくやったなー。などと感慨にふけっていた所に飛び込んできたニュース。何というタイミング!

東日本大震災から1年たった昨年。東北の復興が遅々として進まない現状に苛立ちを覚え、ちょうど300年前に復興に命を懸けて取り組んだ郷土の偉人に思いを馳せ、彼ならば何を思っただろう。と調べ始めたのがきっかけでした。自分の住む土地に、かつて災害と戦って、政治に翻弄されながらも被災民とともに死にもの狂いで復興に取り組み、その途上で斃れた人が眠っている。
おそらく、無念、苦悩の中で没したであろうその人の胸中に迫りたい。それこそが3・11以降に生きる私たちが学ぶべき道標になるという思いで取り組んできたので、今回のニュースは只々うれしい。

このブログを見ている人は、是非々々見てください。そして録画しましょう。伊奈忠順は川口の人。伊奈家の本拠はここ川口なのですから。



2013年2月24日日曜日

赤山渋(柿渋)の染め作業を行いました


昨年夏から手掛けてきた「赤山渋(柿渋)」。先日、いよいよ染めの作業を行いました。



というものの、まだ今年は「復元するためにどうしたらいいか」と実験的に行っているものなので、どの柿の種類が発色が良いか、どういった素材に合うか、などを試験的に染めていきます。




今回は、手すき和紙で有名な埼玉県小川町から取り寄せた和紙と、綿の布、麻が入った布、レースなど数種類に塗ってみました。




ひと塗りで、ほんのりと色がついていきます。今日は地元の染色家も講師に来ていただき、染めの基本や色の具合などを見てもらいました。



柿の種類は、「玉柿」「まめ柿」「つるっこ」で作りましたが、今回一番うまくいったのが「まめ柿」です(下の写真)。市販で流通している「柿渋」の深みのある色と見た目は殆ど一緒。


ただ、予想以上に大変だったのはやっぱり「臭い」。つぶし作業の時から、つーんとした強い臭いを放っていましたが、発酵されてその臭いはさらにパワーアップしました。そして塗って乾かしていく時には、さらに違った臭いに変化していきました。


柿渋は、紫外線によって色が変化していきます。塗りから3日づつあけて日光に当て、3回ほど塗りを重ねていきました。塗るたびに強度が増していき、布はバリバリに、そして和紙は樹の皮のような強さになっていきました。日に日に変化していく様子が不思議でなりません。




左側にある飴色の和紙は塗りを3回したもので、右側にある小さい和紙は1度塗りのものです。
日光に当てながら、もう少し経過を見守ってみようと思います。


そして、この柿渋染めを機になんと「草木染め研究部」が発足されました!

新井宿には柿はもちろん、梅や桜など四季折々の花や樹がたくさんあります。そういった地域の特色を活かした「染め」ができないか、あくなき探究心でもって更なる研究(実験?)を進めていきたいと思います!

商品開発までにはまだ少し時間がかかりそうですが(笑)、この染めを通して地域にある素材の豊かさを改めて感じています。

そして何と言っても前向きな「草木染め研究部」のみなさんのパワーを更なる力に変えながら、これからも自然の恵みに感謝しつつ研究していきたいと思います。

2013年2月10日日曜日

赤山渋(柿渋)の復元、いよいよ「染め」へ!

江戸中期より特産品として珍重された新井宿の「赤山渋」。

渋の深い色味を活かした赤山渋をつかった商品開発を目標に、
「赤山渋の復元しよう!」というプロジェクトをおこなっています。


今月の18日、いよいよ最終工程の「染め」作業をします。
 



この写真は、寝かせておいた柿渋を絞り出した先週の様子です。
柿の種類別に入れてあるので、濃さや色の具合が既にもう違っています。…さあ、一体どうなるでしょう!?


これまでの作業工程は、こちらをご覧ください。 

●2012年8月19日 柿もぎり
●2012年8月20日 モロミをつくる
●2012年8月27日 
渋づくり
●2013年2月5日  絞り作業
●2013年2月18日 染め作業