2014年8月23日土曜日

珠玉の野菜無人販売所ガイド―神根

魅惑の無人販売所

川口市の北部・東部は台地になっていて植木を中心とする農業が盛んです。でも少ないですが野菜を栽培している農家があり、自分の家で食べる以外は道の駅安行(樹里安)の農産物直売所で売ったりしています。

 道の駅安行にある農産物直売所。川口で唯一の地場産野菜売場なので連日賑わっている。
 
田舎に行くと道端に無人販売所を見かけますが、じつは川口にもあります。それも神根地区に集中していて、他の地区で見かけません。いや、あるのかもしれませんが僕は見たことがありません。
無人販売所。それは古き良き日本の伝統。文化財と言ってよいでしょう。野菜をほったらかしにして見知らぬ客の善意を前提にして成り立っている商(小)取引。外国ではありえない光景だそうです。無人販売所の魅力をかいつまんでみると。
 
1、朝採れの野菜であること。
2、たいがい100円(格安)であること。
3、佇まいが味わいがある。
4、なぜそんな所にという場所にあること。
5、ばあちゃんがやっている。*じいちゃんでもよい。
6、小さな工夫が楽しい。
 
と地元の人の良心が凝縮されているところにあります。
 
では、我が神根地区にある珠玉の無人販売所を紹介しましょう。 *末尾に案内地図あります。
 

赤山陣屋の無人販売所 

赤山城跡前にある販売所。 四季を通じて豊富に野菜供給しており、しかも無農薬にこだわって作っている。むろんおいしい。
 POPも毎回変えていて、レシピなども書いてあるのがうれしい。お花も売っている。
ここはかの有名なオープンガーデン田中さんの家なので、お庭を見学するのも良い。赤山城跡は付近の散歩コースになっていて駐車場もある。赤山陣屋付近にはもう一つ販売所がありますが最近野菜が並んでいない。ここはまた後日取り上げます。
赤山陣屋の無人販売所。クリックして拡大してください。 
 
 

木曽呂無人販売所A

木曽呂には3つの販売所がありましたが、今は2つになっています。その一つ。観音堂そばの販売所です。
永い風雪に耐えてきたことを偲ばせる佇まい。 
 ねぎ、ししとう、茄子、じゃがいもなど夏野菜が並んでいる。秋冬の収穫期にはもっと多くのやさいが所狭しと並ぶようになる。
 お金入れ。そのまま持って行かれそうですが、ずっと昔からこれなのです。
 
ここは比較的わかりやすい場所にあります。木曽呂南の交差点の北。玉子麺一心楼の手前を左に入ると150m先にあります。近くに五軒茶屋という居酒屋があります。*下の地図参照
 
 

木曽呂無人販売所B

もう一つはアクセス難易度A級の販売所です。探しに行って見つかればラッキーというぐらい難しいです。それだけに見つかった時の達成感は大きいです。

木曽呂小南西の新興住宅地にあります。自販機の後ろにあるのが見つけにくさを倍増させています。ジュースも80円からとリーズナブル。 
 なんとここは冷蔵庫に入っています。どんなに暑くても鮮度は落ちない。「白なす、マーボナス、チリソース、白焼きにどうぞ」とここでも親切なレシピが。お金は右の竹筒に投入する。
3年前ぐらいの写真。当時はここに住宅などなかった。
 
朝方に行くと隣接の畑で作業しているばあちゃんがやってきてお勧めを教えてくれたり、買い物袋などくれる。それが何とも言えずうれしい。苦労して来たかいがあるというもの。ばあちゃん、これからもお元気で続けてください。


 
木曽呂の販売所A、B。Bを見つけるのは至難。道も狭いので自転車の方がいいかも。Aの方は簡単に見つかります。Bは木曽呂南の交差点を東に進み、最初に左に入る路地(電柱の2個のカーブミラーが目印)に入り、すぐ突き当り(道の真ん中に青面金剛の石塚がある)を右に行き、ウェルハウス木曽呂を通り過ぎ、またもや電柱に2つのカーブミラーがある路地を左に入るとある。*たぶんわかんないな。)
 
 

西新井宿笹根の無人販売所

最後に珍しいタイプの販売所を紹介します。西新井宿の笹根という所にあります。ここも見つけるのが難しいです。
 
 なにやら白い紙が貼ってあるのがそれ。その場所には行けてもなかなかわからない。
それもそのはず、ここは戸板売りでなく自動販売機なのでした。あまりに意外なのでだれも気が付かないのです。
 
 自動と言っても電気は使っていない。コインロッカー方式。お金を投入して鍵を回すと扉が開く。中には値段分の野菜が。
 買い物袋がぶら下がっている。細かい気配りを感じる。
西新井宿の販売所。グリーンセンター北の笹根川に平行した道を入るとあります。ただし、見つけるのは容易ではありません。
 
それぞれの販売所にそれぞれの魅力があります。川口ではほとんど見かけませんがかつてはあちこちにあったと言いますから、失われつつある風景です。残っているうちに訪ねてみてはいかがでしょうか。ふるさと感が味わえます。
 

 
神根の無人販売所全図 
 

 

 

 
 
 

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